裕次郎記念館が展示終了「26年間ありがとう」 今後は全国各地に出張展示も

 昭和の大スター、石原裕次郎さんの愛用品やドラマ「西部警察」で使用した車両などを展示していた北海道小樽市の「石原裕次郎記念館」が31日、展示を終了した。1991年に開館し、通算で約2000万人の観光客が訪れた小樽市の名所でもあった。

 裕次郎さんの妻で石原プロモーション会長の石原まき子さん(84)は会見で「26年間もみなさまにお目にかかれて、裕次郎も喜んでいると思います。裕次郎はみなさまの心の中に残せたと思います」と胸一杯の表情だった。石原軍団の俳優・舘ひろし(67)は思い出の展示品を尋ねられ「ハワイで石原さんの運転手をしたときに乗っていたキャディラックですね」と懐かしんだ。

 展示品は、いったん東京・世田谷区の裕次郎さんの自宅に戻し、保管される。しかし、展示は今後も継続する予定。まき子さんは、高齢で記念館を訪れることができなかったファンもいるため、今後は記念館が全国各地に“出張”して展示会を行う構想があることを明かした。

 この日、同所で行われたセレモニーでは、これまで館内限定だった「石原裕次郎ボトル」の販売が継続されることも発表された。宝酒造オンラインショップ限定で発売される。また、セレモニーでは「裕次郎より感謝の振る舞い酒」として、「松竹梅白壁蔵『澪』スパークリング清酒」などが無料で配られた。

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