橋田壽賀子氏 イクメン認めん「育児ノイローゼは絶対認めない」
TBS系の長寿ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」3時間スペシャル(18日、後8・00)の制作発表が1日、都内で行われ、石井ふく子プロデューサー(91)と脚本家の橋田壽賀子氏(92)が出席した。
今作は眞(えなりかずき)と貴子(清水由紀)の間に子供が生まれ、子育てに疲れた貴子が家出をし、眞のイクメンぶりが焦点となる。橋田氏は、母の五月(泉ピン子)に何の手助けもさせず「あれは私自身です。育児ノイローゼは絶対認めない。息子がイクメンになったら頭にきます」と持論を展開してまくし立てた。
また、単発番組となった12年以降、2時間枠が2回の放送だったが、今回は初の3時間枠のみとなった。橋田氏は「(短くて)頭にきた。石井さんとの友情で書いているようなもんです」と訴え、次作には「何も考えていません。毎回最終回と言ってますから。3時間と言われたら頭にくる」と明かした。
この日、91歳の誕生日を迎えた石井プロデューサーは、これからの1年を「普通にしたい。普通が1番」と話していた。