古谷徹熱望「アムロを主役に。ぜひ作らせて」
声優の古谷徹(64)が2日、都内で行われたアニメ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦」のイベント上映初日舞台あいさつに登壇し、「アムロを主役に」と訴えかけた。
同作は1979年に放送が開始された「機動戦士ガンダム」のキャラクターたちの過去を描いたシリーズで、古谷演じるアムロ・レイは脇役。ライバルとなるシャア・アズナブルが主人公となっている。
安彦良和総監督(69)が「ルウム編で熱い支持があれば、1年戦争(アムロが主人公の『ガンダム』最初の物語)編も作ることができます。ぜひ作らせてください」と呼びかけると、古谷もこれに反応。「『THE ORIGIN』はシャアが主役です。ぜひアムロを主役にしてください」とファンの後押しを求めた。
この日はほかにギレン・ザビ役の銀河万丈(68)、カイ・シデン役の古川登志夫(71)も登壇。38年前のテレビシリーズにも出演し、「THE ORIGIN」でも同じ役を演じた4人の声優がそろった形となった。ラストは銀河が「1億5000万人のジオン国民よ」と観客に呼びかけ、「ジーク・ジオン」三唱。観客も拳を振り上げ、会場が一体となった。
「激突 ルウム会戦」は29日でイベント上映が終了。「THE ORIGIN」シリーズは18年5月5日にイベント上映がスタートする第6話「誕生 赤い彗星」で過去の物語がいったん区切りとなる。