宮根誠司 ハシケンに上から説教の杉村太蔵を笑う「あんたには似合わんね」
元衆院議員でタレントの杉村太蔵が4日、読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」にコメンテーターとして出演し、政務活動費の不正使用疑惑で神戸市議を辞職した橋本健氏について「散り際、去り際、別れ際は大事なんです!ここ、しっかりやって欲しい」と“上から”説教。しかし、MCでフリーアナウンサーの宮根誠司から「あんたには似合わん」と笑われた。
番組では橋本元市議の政務活動費不正使用疑惑について新たな疑惑を含めて報じた。杉村は「会見を一切しないってのは」と橋本元市議が説明責任を果たそうとしないことを指摘。宮根アナが「政務活動費というのは自分のお金だと思っちゃう?」と杉村に意見を求めた。
杉村は「略して政活費っていうくらいですから。僕はやってませんよ」と冗談を織り交ぜつつ、自身の潔白も訴えた。宮根アナは「10万円くらい給料をあげて政務活動費をやめていいのでは。こんなことでまた時間を使って新たな市議を選ぶのはもったいないのでは」などと補選には時間もお金もかかることを訴えた。
ここで杉村は「散り際、去り際、別れ際は大事なんです!ここ、しっかりやらないのはダメよ。しっかりやって欲しいですね」とカメラを見据えて上から注文を付けた。宮根アナは笑いながら「あんたには似合わんね。あんたには似合わない」と一笑に付した。杉村は苦笑いし、「失礼しました」と即座に反省の弁。
宮根アナは「永田町を追い出された人でしょう。去り際が見事だったかどうだか分からないけど、どっちかって言うと出て行ってって言われたほうでしょ」と杉村の“去り際”を指摘。杉村は「そうですね」とかしこまった。
杉村は2005年の衆院選で当時の小泉純一郎首相の人気に乗って初当選。奔放な言動が注目を浴びた。09年には自民党の公認を得られず不出馬を決めた。