福山雅治 ベネチア満場の喝采に笑顔 監督の反応で「僕もほっとした」
第74回ベネチア国際映画祭で5日、コンペティション部門に出品されている俳優で歌手の福山雅治(48)が主演する法廷劇「三度目の殺人」(是枝裕和監督)が公式上映され、満場の長い喝采を浴びた。弁護士役の福山は「(観客の反応を見た)監督が僕の膝に手を置いてくださった。ほっとしたのかなと思い、僕もほっとした」と笑顔で語った。
「三度目-」(日本公開9日)は、弁護士と殺人犯と被害者の娘が織りなすドラマで、答えの出ない問いを投げ掛ける作品。殺人犯役の役所広司(61)は「(通常の上映でも)ああいう拍手をしてくれる映画館がないかなあ」と笑わせ、被害者の娘を演じた広瀬すず(19)は「生のリアクションがすごい喜びやエネルギーになるので、また頑張ろうと思えます」と喜んだ。