高良健吾「シン・ゴジラ」撮影場所で防災呼びかけ

 俳優の高良健吾(29)が10日、東京・江東区にある東京臨海広域防災公園「そなエリア東京」内のオペレーションルームで行われた、防災意識向上のためのイベント「みんなの防災+ソナエ」の記者発表会に出席した。同所は映画「シン・ゴジラ」(2016年)の撮影でも実際に使用された場所。同作に出演した高良は「ここは特に印象的でした」と再訪を喜んだ。

 高良が「シン・ゴジラ」で演じたのは内閣官房副長官秘書官・志村祐介。同所では、ゴジラが東京湾から日本に上陸したのをモニター越しに見つめながら、政府の役人たちがぼうぜんとする場面などが撮影された。

 思い出の場所に立った高良は「そこから(主演の)長谷川(博己)さんが出てきました」と入り口を指しながらにっこり。「『あの物体は何だ』というようなシーンを撮影しましたね」と懐かしんだ。

 高良は熊本出身で、昨年4月の熊本地震の際には地元で水を配るなどの被災者支援活動も行った。現在、地震保険のCMに出演中ということもあり、防災への意識は人一倍高い。現地で被災者の話を聞くなどした体験から「大切なのはイメージしておくこと。災害などが起こったときにどうするかというのをあらかじめ考えておくことです」と水や食料の備蓄と同様にシミュレーションの重要さを訴えた。

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