中村雅俊、サザン桑田に「本当に感謝」 「恋人も濡れる街角」制作エピ明かす
俳優で歌手の中村雅俊が9日、BS朝日「ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~」に出演し、1982年の自身のヒット曲「恋人も濡れる街角」の制作エピソードを明かした。
同曲はサザンオールスターズの桑田佳祐が作詞、作曲。音楽番組での共演で意気投合した桑田が中村のために書き下ろした。
自身の主演ドラマの主題歌でデビュー曲の「ふれあい」(1974年)で青春スターとして不動の地位を築いた中村だが、この「恋人も濡れる街角」を歌ったことが歌手としてのターニングポイントだったと回想。
「あの恋人-との出会いは、すごい俺にとって衝撃的でした。世の中の人の、中村雅俊を、歌い手として見る目が違いました。あれで自分がアーティストとしてちゃんと歌を歌っているやつなんだとアピールできた。それまでは役者の人が歌って、うまくいっているパターンだと。本当に感謝しています」と振り返った。
また、レコーディング当時、同曲の仮歌を桑田本人が務めていたことを明かし、「仮歌は実際、桑田くんがやってくれて、あれを覚えたもんで、歌い方が桑田くんぽくなっちゃって」と笑っていた。