高橋克実、鈴木砂羽パワハラ騒動に疑問 演劇界では「普通ですから」
俳優の高橋克実が13日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」で、女優・鈴木砂羽の演出舞台を突如降板した2人の女優が鈴木に対し「土下座を強要された」などと訴えていることに、「パワハラとか書かれてますけど(演劇の世界では)普通ですから」と、決してパワハラなどではないと訴えた。
番組では鳳美弥、牧野美千子の2人の女優が鈴木砂羽の舞台を公演直前に降板した騒動を特集。2人の女優は2回目の通し稽古時には別の仕事が入っていたことを上層部に伝えていたと主張するも、その事を知らなかった鈴木が難色を示したことや、鳳がブログで鈴木から土下座を強要されたと訴えたことなどを伝えた。
一部ではこの鈴木の行為を「パワハラ」などと報じるものもあったが、高橋は「パワハラとか書かれてるけど、普通ですから。演出家はまずは人格否定から始まりますから」と、演劇界では、一般的にパワハラとよばれる行為は横行していると証言。「有名な俳優さんだって、稽古場の隅で泣いてたりする」と明かし、安藤優子から具体例を求められると「喋る前から『違う!』と言われたり…」と自身の体験談とも思われる行為を明かした。
カンニング竹山も「パワハラがダメだとかいうけど、この世界はやりたい人が手を上げる世界。仕事を無理矢理やってくれという仕事じゃない」とも言い、「チケットを売っちゃってるんだから、一回乗ったらどんなに嫌な演出家でも、殺してやろうと思うディレクターでもやることはやんなきゃダメ。終わってから文句言って二度とあいつと仕事しないと(なればいい)」と降板女優に苦言を呈していた。
なお、鳳、牧野が所属する事務所は13日にフェイスブックで経緯を説明。12日に劇団側から「代役が決まった」と言われ、降板したと主張している。