読唇術「キリトルTV」ダルに続き、マー君にも謝罪 テレ朝、打ち切り可能性「答えられない」

 テレビ朝日が、8月5日に放送した「ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV~夏の甲子園直前SP~」をめぐり、ドジャースのダルビッシュ有投手(31)に続き、ヤンキースの田中将大投手(28)にも謝罪していたことが14日、分かった。

 同局広報は、本紙の取材に対し、「(謝罪は)事実です。田中投手の事務所から抗議がありました」と認め、「事前に放送内容について説明できていませんでした。お詫びしました」と事前の内容確認と映像使用などの連絡をしていなかったことを明かした。

 番組は高校野球などのスポーツの名場面を中心に、口の動きで言葉を読み取る「読唇術」を使って、マイクなどで拾えなかった言葉を推測するもの。ダルビッシュは放送翌日の8月6日にツイッターで「絶対言ってないです(笑)」と全否定。その後も「これは結構大きな問題だと思うんですよね」と訴え、テレ朝が謝罪する事態となっていた。

 番組では、イチローや松坂大輔らも取り上げており、別の選手からの抗議も考えられるが、「ほかの事例(選手らからの抗議)はないと聞いております」と説明。今後、番組が打ち切りになる可能性については「仮定の話については、お答えできません」と回答した。

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