カブキロックス・氏神一番 人気絶頂期に8000万円を詐欺で失う 何度もだまされる

 「三宅裕司のいかすバンド天国」でブレイクしたバンド、カブキロックスのボーカル・氏神一番が、14日深夜にテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況報告~」(木曜深夜0・12)に出演。総額8000万円もの詐欺被害に遭っていたことを語った。

 氏神は、1989年に沢田研二の大ヒット曲「TOKIO」を江戸時代風にアレンジした「お江戸-O・EDO-」のヒットでブレイク。MCのネプチューン・名倉潤が氏神の“設定”を確認すると、「元禄3年生まれ」とタレント名鑑に記載されている通りに回答。だが次長課長・河本準一に「1959年4月3日生まれでございます」と実年齢が58歳であることを暴露され、苦笑していた。

 メジャーデビュー後は、映画やアニメ「ドラゴンクエスト」の主題歌など、次々とヒット曲を飛ばした氏神。ボーカル以外も作詞と作曲も手がけており、絶頂期には月収約1000万円だったことを明かした。

 だが河本から「氏神さん、お金にまつわるトラブルがその後、怒涛のように続いてきますよね?」と振られると苦笑い。25年前、知人から「全部やりますから。店に来なくても良いですから」と言われ、開店資金を渡し、店のデザインから設計、食材の調達まで全てを任せ、もつ鍋屋をオープン。バイトを雇うなど、準備を進めたが、オープン当日に肝心のもつは届かず。雑誌取材があったため、オープンを装ったが、店はすぐに閉店、廃業するはめに。名倉が「不手際なんですか?」と質問すると、氏神はひとこと「騙されていた」。渡した開店資金2000万円を詐欺によって失ったと説明していた。

 友人だったため、信頼関係も失い、二度と副業には手を出さないと誓った氏神だったが、次は目黒にオシャレなレストランバーをオープン。当初は、毎日店に顔を出していたが、経営が軌道に乗ったため、バンドのツアーに。すると任せていた店長が、自分の友人を呼んで無銭飲食。被害額800万円になったところで閉店したという。

 さらに、5000万円で音楽スクールに投資をするも、また詐欺で経営破たん。結果、総額8000万円を失ったことを明かした。

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