女優の黒柳徹子（８４）が１５日、都内で行われたテレビ朝日系昼の帯ドラマ第２弾「トットちゃん！」（１０月２日スタート、月～金、後０・３０）の制作発表に出席。原案の黒柳本人に、連ドラ初主演で黒柳役を演じる女優・清野菜名（２２）、黒柳の幼少期を演じた子役の豊嶋花（１０）、自身そっくりのアンドロイド「ｔｏｔｔｏ」とたまねぎ頭“４人”がそろい踏みした。

　たまねぎ頭が４つ並ぶ“トットちゃんカルテット”に黒柳は「初めてだと思います」と驚きながらも笑顔を浮かべた。ｔｏｔｔｏから「そっくりね」と指摘された黒柳は、「トットちゃんもお上手にしゃべってびっくりしております」と掛け合った。ｔｏｔｔｏが「わあ、うれしい。お綺麗ね」と返すと、「ちょっと言葉乱暴だけど。あなたも派手ね」と切り返し、黒柳同士の対話も楽しんでいた。

　自身の戦中戦後の激動期を駆け抜けた自身の半生を描いたドラマの会見には、黒柳の母役・松下奈緒（３２）、父役・山本耕史（４０）のほか、小澤征悦（４３）、高岡早紀（４４）、八木亜希子（５２）、竹中直人（６１）、脚本を手がけた大石静氏（６６）も出席。松下は、「私はたまねぎ頭ではないのですが、４人の黒柳さんがいます」と笑わせていた。

　ドラマは６月１３日に肺腺がんのため亡くなった野際陽子さん（享年８１）が出演した帯ドラマ第１弾「やすらぎの郷」に続く第２弾。黒柳が司会を務める「徹子の部屋」（月～金曜、正午）直後に放送する。トットちゃん（黒柳）のこれまで語られなかった“国境を越えた恋”も描かれる。野際さんの長女で女優の真瀬樹里（４２）が、黒柳の親友だった野際さん役で出演することも話題になっている。