９月３０日に終了するＮＨＫ連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロイン・有村架純（２４）と、１０月２日スタートの「わろてんか」ヒロイン・葵わかな（１９）が１５日、大阪市中央区のＮＨＫ大阪放送局で行われたバトンタッチセレモニーに登場した。

　恒例のプレゼント交換では、有村からは、主人公の谷田部みね子が働く「すずふり亭」特製のポークカツサンドと、茨城から上京後に就職した向島電機で制作していたトランジスタラジオが、葵からは「わろてんか」特製の扇子と手拭いが贈られた。

　１０カ月の間、「ひよっこ」でヒロインを務めた有村は、次期ヒロインの葵に「もう十分にいろんな気持ちを背負って、毎日を過ごされてると思うので、頑張ってとはあんまり言いたくない。体と心を大事にして過ごして欲しい」とエール。

　「ひよっこ」を見てから撮影に臨んでいるという葵は「有村さんが、みね子さんとして１０カ月守ってきたもの、頑張ってきたもの、思い続けたものを受け継いで、『わろてんか』でチームのみんなと笑いながら走っていけたらと思います」と元気に宣言していた。

　「わろてんか」は吉本興業の創設者・吉本せいさんをモデルに明治から昭和を舞台に、ヒロイン「藤岡てん」の奮闘を描く物語。