朝から特番でNHK朝ドラまた休止 「北」ミサイルまた日本上空通過
北朝鮮は日本時間15日午前6時57分ごろ、首都平壌から弾道ミサイル1発を東北東方向に発射した。8月末の発射に続き再び北海道上空を通過、襟裳岬の東約2200キロの太平洋に落下し、飛行距離は約千キロ延び、過去最長の約3700キロに達した。テレビ各局は同日朝、番組をミサイル発射関連に変更するなどした。
NHKは「おはよう日本」を放送中の午前7時1分、台風接近のニュースの途中で、全国瞬時警報システム(Jアラート)の「国民保護に関する情報」という画面に切り替え。男性アナウンサーが「北朝鮮からミサイルが発射されたもようです」と繰り返し、避難を呼び掛けた。朝の連続テレビ小説「ひよっこ」も休止。午前10時すぎまでミサイル関連の番組を放送した。
民放各局も、朝の情報番組を発射直後にJアラートの画面に切り替え、午前9時半ごろまでミサイル発射を巡る情報を提供した。