関智一、念願のガッチャマン役に「ヤッター!!」 決めぜりふに快感

舞台あいさつした(左から)茅野愛衣、関智一、鈴木清崇監督=東京・新宿ピカデリー
舞台あいさつした(左から)茅野愛衣、関智一、鈴木清崇監督=東京・新宿ピカデリー
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 1970年代を代表するタツノコプロのヒーローアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」「宇宙の騎士テッカマン」「破裏拳ポリマー」「新造人間キャシャーン」の主人公たちが総出演する日本テレビ系のアニメ「Infini-T Force(インフィニティ フォース)」(10月3日スタート、火曜、深夜1・59)の先行上映会が17日、都内で行われ、ガッチャマン=鷲尾健の声を担当した声優の関智一が舞台あいさつに登壇した。

 実はこれまでに、リメークなど4つの作品それぞれに関わるオーディションにことごとく落選していたという関は、念願のヒーロー役をゲットし「やったー!!」と絶叫して喜んだことを告白した。舞台に登場する際には「ある時は5つ、ある時は1つ、実態を見せずに忍び寄る白い影。正義の影武者、科学忍者隊、その名をガッチャマン!」と今作には出て来ない決めぜりふまで披露。「(声優になって)22年間、ずっと愛が届かなかったんで…」と思い入れたっぷりだった。

 同作はアニメ制作会社の老舗・タツノコプロの55周年記念作品。4大ヒーローが一堂に会する、タツノコ版「アベンジャーズ」とも言える一大プロジェクトだ。18年には劇場版も公開される。

 この日はテレビ版の1、2話が先行上映された。映像は3DCGで制作されており、ド派手な戦闘シーンが展開される。ヒロイン・界堂笑役の茅野愛衣は「カメラワークがすごい」と映像を絶賛。鈴木清崇監督は「冒頭のガッチャマンの変身シーンは見どころです」とアピールした。

 CGとなったキャラクターにオールドファンは違和感を覚えるかもしれないが、ヒーローたちは昔と変わらずかっこいい。テッカマンのサポートロボット・ペガスやキャシャーンの相棒のロボット犬・フレンダーもしっかりと登場する。

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