豊田議員 「このハゲー」暴言を「実はうちの夫もそういう所が…」と釈明
元政策秘書への暴言と暴行騒動で自民党を離党した豊田真由子衆院議員(42)が18日、自身の選挙区である埼玉4区の新座市内で、支援者向けの会合に出席。6月22日発売の「週刊新潮」で報じられて以降、初めて公の場に姿を見せた。会合後には記者会見し、涙を流しながら謝罪。「楽な道に逃げず、この恥をさらしながら、生きていきたい」と議員活動続行を宣言した。
暴言報道から3カ月ぶりに姿を見せた豊田議員は黒いスーツ姿。会場周辺には報道陣約100人、議員辞職を求める反対派や周辺住民ら約100人が集まり、パニック状態。車を降りると、報道陣らに何度も頭を下げ、会場入りした。
会見では、元秘書への暴行疑惑について質問が飛んだ。実際に手をあげたかどうかについては「刑事事件で、双方の意見が違うということで、この場でつまびらかに話せない」と明言を避けた上で、「大けがをさせたとか、そういうことはなかった」との認識を示した。
流出した音声には「このハゲー!!」などの暴言もあった。身体的特徴を罵倒したことについて、豊田議員は「実は、うちの夫も、そういうところ(薄毛)がありまして…。私はそういう夫が大好き。(暴言は)そうであってくれ、と言っている。直さなくていい」と笑いも浮かべながら、釈明した。
この日は、左手薬指に結婚指輪をつけており、会見では、夫について「16年間、一緒にいる大好きな夫がいるんですが」と表現する場面もあった。