デュラン・デュランが「ごごナマ」に生出演、船越、美保との同い年共演が実現
9年ぶり10度目の来日を果たした英国出身の世界的ロックバンド「デュラン・デュラン」が19日、NHK総合「ごごナマ」に生出演し、司会の船越英一郎、美保純との同い年共演が実現した。
番組にはベースのジョン・テイラーとドラムスのロジャー・テイラーが登場。冒頭、出演を知らされた美保は「突然ですか?」と驚き、「胃が痛いんですけど」と訴えた。
船越、美保、ジョン、ロジャーはいずれも1960年生まれの57歳で、ジョンは「僕たち4人とも若々しいよね」と、船越と美保に笑顔で話しかけた。
ジョンは「70年代のロンドンは、ファッション的にもボウイやクイーンといったグラムロックのヒーローがとてもエキセントリックなスタイルをしていた。その後にセックス・ピストルズやクラッシュらパンクが誕生し、自分たち飢えていたティーンエージャーが(グラムやパンクのスタイルを)取り入れて、デュラン・デュランが誕生した」と、デュラン・デュランの結成が音楽史的な必然であることを説明。
デュラン・デュランは1980年代前半、同じく英国出身のワム!やカルチャー・クラブらと共に世界を席巻した。美保は「みんなが顔がロンドンを向いていた」と時代背景を説明。船越は「デュラン・デュランは同世代だから、新しいファッションも音楽と同時に僕らのジェネレーションに持ってきてくれた。同じ世代を呼吸してきた僕たちが、デュラン・デュランに新しいファッションのお手本を示してもらった」と振り返った。
57歳になったジョンは「まだリタイアしなくていいのもすごくありがたい」と、現在も人気を保っていることを喜び、「皆さんもまだリタイアしないんですよね?」と、船越と美保にいたずらっぽく語りかけた。
船越は「すごいよ!この井戸端にデュラン・デュランを巻き込んだ番組はこれだけだね!」と、興奮気味だった。