福山雅治 是枝監督との“3度目のタッグ”は悪役か…「すっごい悪いやつをお願い」
歌手で俳優の福山雅治(48)が19日、都内で行われた主演映画「三度目の殺人」の公開記念舞台あいさつに登壇し、同作の是枝裕和監督(55)との“3度目のタッグ”を約束した。是枝監督は公開時期にイタリアの「ベネチア国際映画祭」、カナダの「トロント国際映画祭」に出席し、プロモーションを行っていた。2人は公開後初となるツーショットでのあいさつで、今後もタッグを継続することを生で確認し合った。
壇上でのトークは、事前にWEBで募集した質問に答える形で進んだ。「『そして父になる』、今作に続く3度目のタッグはありますか」と尋ねられた福山は「今後の作品に、1つと言わずいくつでも」と前向きに回答。是枝監督も「ぼくも(出演してほしいと)思ってますよ。じゃあ、すっごい悪いやつをお願いします」と悪役でオファーすることを約束した。
2人は「三度目の殺人」の計画が具体的に立ち上がる前から、さまざまな企画についてやり取りを繰り返していたとあって息はピッタリ。“3度目のタッグ”も遠い未来ではなさそうだった。
同作はこの日までに約62万人を動員。順調に興行収入を伸ばしているが、観客の間では「モヤモヤする結末」も話題となっている。福山自身も正解が分からず、現時点でもモヤモヤが続いているという。是枝監督は「(広瀬)すずが演じる咲江が『ここでは誰も本当のことを言ってない』って言うでしょう。そう思って見ると全然違います」とヒントを提示。観客と福山の“もう一度見たい欲”を刺激していた。