柴田理恵、白石美帆「ひよっこ」茨城北フェアに登場
30日に終了予定のNHK連続ドラマ「ひよっこ」に出演した女優の柴田理恵(58)と白石美帆(39)が20日、東京・銀座の茨城マルシェで行われた「『ひよっこ』の舞台 茨城県北フェア」のキックオフイベントに登場した。
ドラマは県北部の奥茨城村が舞台。リアルで県北の常陸大宮市出身の白石は「茨城県は魅力度ランキングで4年連続最下位です。朝ドラの『ひよっこ』で毎朝茨城弁が流れることで『茨城弁かわいいね』とか、今までにないお褒めの言葉をいただくようになりました」と話し、『ひよっこ』の力での最下位脱出を強く望んだ。
白石はさらに『ひよっこ』の力で茨城弁が“市民権”を得たとも強調した。「今でこそ、ご当地言葉とか方言は受け入れられていますが、20年前はなまりを隠さなければいけなかった。なまっちゃいけなかったんです。今は本当に開花しました。茨城弁を話してもいいんだと。幸せです」と笑顔で明かした。
白石はドラマでは東京・赤坂のバー「月時計」の店主・竹内邦子を演じたが、ヒロイン・有村架純(24)が演じた谷田部みね子に茨城弁を教えてもらうシーンには、自身が茨城ネーティブだけに「脳内パニックを起こしそうだった。あえて東京人のふりをするのが難しかった」と振り返った。
柴田はみね子の幼なじみ角谷三男(泉澤祐希)の母・きよを演じた。ドラマの中で木村佳乃(41)、羽田美智子(48)と結成した「奥茨城母の会」を振り返り「いい友達ができたような気がしてます。3人で仲良くなっちゃって、(ドラマが)終わるような気がしないんです。プライベートでも飲み行こうといってます」と“会”の継続を明かした。