NHK総局長 次期朝ドラに期待 「ひよっこ」同様「爆発」を予言
NHKの放送総局長会見が20日、東京・渋谷区内の同局で開かれた。10月2日に始まる連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」(月~土曜、前8時)について、木田幸紀放送総局長は「エネルギーを感じました」と語り、現在放送中の「ひよっこ」同様の“噴火”を予言した。
「わろてんか」は吉本興業の創設者・吉本せいをモデルにした一代記。ヒロインの葵わかなが演じる、藤岡てんの成長や生き様を描く。松坂桃李や高橋一生といった旬な俳優陣が出演することも見どころの一つになっている。
木田総局長は「松坂桃李くんだけがなぜ子役じゃないんだろうと(取材で)言っていましたが、後を見ていただくと、その狙いがよく分かる。これからどうなるんだろうという期待を抱かせてくれます。高橋一生さんも新たな魅力を見せてくれます」と期待を寄せた。
木田総局長は放送中の朝ドラ「ひよっこ」について、序盤の視聴率低調が指摘されていた時期に、「火山のマグマだまりにマグマがだんだん詰まってきていて、いずれ噴火する機会をうかがっているのが今かな、という気がしています。大噴火してくれるのを期待しています」と、予言していた。「わろてんか」の視聴率についても「あっちの方(関西地方)、火山があったかなあ」ととぼけながらも「爆発するでしょう。第2週、第3週と楽しみにしています」と語った。