安室奈美恵引退意向に地元・沖縄ではねぎらいの言葉

 歌手の安室奈美恵が40歳の誕生日を迎えた20日、デビューから丸26年となる来年9月16日をもって引退することを、自身のホームページで電撃発表した。14歳でデビューし、史上最年少(当時19歳)で日本レコード大賞を受賞するなど、数々の記録を打ち立ててきたレジェンド歌姫。「皆様、安室奈美恵の最後の1年を、どうぞよろしくお願い致します」と日本語と英語で胸中をつづった。

 「沖縄をメジャーにしてくれた」。出身地の沖縄県では、安室の引退表明に驚きの声が上がる一方、地元を代表する「歌姫」の長年の活躍をねぎらう言葉も相次いだ。

 安室は16、17日に25周年の記念野外ライブを宜野湾市で開いたばかり。姉妹で出掛けた那覇高校1年の宮平凪さん(15)=那覇市=は「沖縄の誇りだった。ダンスが上手でとても尊敬していた」。那覇市の女性会社員(30)は「沖縄を『良いな』と思ってくれるようにしてくれた存在。ライブでは珍しくよくしゃべっていたが、まさか引退するとは思っていなかった。寂しくなる」と話した。

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