安室を「最後は沖縄で見たい」 故郷再凱旋ツアーに沖縄県庁も期待
歌手・安室奈美恵(40)が18年9月16日をもって引退することを発表してから一夜が明けた21日、各所で惜別ムードが広がった。
残されたあと1年で歌手・安室は何をするのか。現状では、11月8日にベストアルバム発売を控えており、この日タイトルが「Finally」に決定。未発表新曲も収録されることが明かされた。国内とアジアを含めたコンサートツアーも調整されているが、故郷・沖縄からは“再がい旋”を期待するラブコールが送られた。デイリースポーツの取材に沖縄県庁広報課は、「県民もファンも、最後は沖縄での姿を見たいと思います」と話した。
沖縄ライブにはこだわりがある。デビュー20周年で予定していた野外公演は、台風で中止に。それから5年温め25周年を迎えた今月16、17日には、単独野外ライブを実現させた。最後のあいさつでは「また遊びに来てね」と再会を呼びかけた。
ラストツアーは、早ければ年明けにも始るとみられる。昨年8月から今年5月にかけての最新ツアーでは、過去最多100公演で全国40都市を回った。近年ではテレビ番組出演を控え、ライブで直接、ファンと交流する安室だけに、ラストツアーは過去最大級になる公算は高く、故郷再上陸も十分ありそうだ。