来年９月に引退することを発表した歌手の安室奈美恵（４０）とかつてタッグを組み、数々のヒット曲を生み出してきた音楽プロデューサー・小室哲哉（５８）が２２日、渡航先のイタリアから羽田空港に帰国。ラストイヤーでの黄金コンビ再結成に、「そういう機会があったら、ぜひ、やりたいね」と意欲を見せた。

　前日にツイッターで「仕事で何とも言えない寂しさ感じるの初めて」などとつづっていたが、この日、「さみしいですけど、ありかな。考えられなくもないなって思う」と現在の心境を明かした。

　安室の３枚目のシングル「Ｂｏｄｙ　Ｆｅｅｌｓ　ＥＸＩＴ」（９５年）から１９枚目「ｎｏ　ｍｏｒｅ　ｔｅａｒｓ」（０１年）までタッグを組み、音楽シーンを彩った。少女がスターになっていく様子をつぶさに見ていた小室は「始まりから卒業までをすべて見られるのは初めてなので、感慨深いものがあります」と語り、「楽しい１年を過ごしてほしいですね」と安室を思いやっていた。