山田涼介 西田敏行の手紙に感涙「これはずるいです」
Hey!Say!JUMPの山田涼介(24)が23日、都内で行われた主演映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の公開初日舞台あいさつに登壇し、感激の涙を見せた。過去と現在をつなぐ手紙が題材となっている作品にちなんで、共演の俳優・西田敏行(69)がサプライズで山田宛の手紙を朗読。大先輩の心のこもった言葉に、山田は涙をがまんできなかった。
舞台あいさつの後半で、思わぬサプライズが待っていた。西田は手紙で、山田がアイドルと俳優とのバランスで悩んでいたであろうことを思いやりながら「色眼鏡で見られることもあったでしょうが、あなたは俳優として堂々とスクリーンに映っています。わたしは年齢、芸歴は関係なく同じ土俵に立っていると思っています」といち俳優として認めていることを明かした。さらに「もっともっと俳優として大きくなることを信じています。人にいろんなことを言われるかもしれませんが、前を向いて下さい。大丈夫、あなたの未来は明るい」と激励した。
日本を代表する名優からの思いやりにあふれた手紙に、山田は思わず涙をポロリとこぼした。心を見透かされたかのような言葉には思わず「何でこんなに(心境が)分かるんだろうって思いました」。涙をぬぐいながら「恥ずかしいですね。これはずるいです」と苦笑いした。
同作では2人の共演シーンは無かったが、山田は「西田さんが『またいつか同じ映画で』と言ってくださったので、精進してがんばっていきたいと思います」とさらに大きくなって直接演技をぶつけ合うことを約束した。西田は「Hey!Say!JUMPもがんばってー」とアイドルとしてさらに輝くことも希望。2人のやり取りに、客席のファンももらい泣きだった。
なお、この日は、村上虹郎(20)、寛一郎(21)、成海璃子(25)、門脇麦(25)、廣木隆一監督も登壇した。