アイドルグループ・ＮＭＢ４８の木下百花（２０）が２７日、大阪市内で行われたＮＭＢ４８・チームＭ公演でグループを卒業した。金髪で異色のアイドルとして活動した７年間に終止符を打ち、今後について「フリーターの頂点になる」と仰天宣言。「夢ができた。まだ言えないが、皆さんの目に触れる物になれば」と、何らかの活動を続けていくという。

　木下はグループ１期生で、アイドルらしからぬ過激な発言と風貌で人気を集めた。この日もメンバーが涙する中、笑顔で活動を締めくくった。木下プロデュースの寸劇のシーンには同期の山本彩（２４）も特別出演した。

　女性ファンの支持を多く集める木下の卒業とあって、会場には黄色い声援が響いた。ロビーには劇場に入り切れないファンが集まり、モニターで舞台の様子を鑑賞。

　最後のあいさつで木下は「７年間、いろいろな人に心配や迷惑をかけてきた。史上最大の問題児だと思うけれど、更生させてくれたスタッフやメンバーに感謝しています」と口にした。

　関係者によると今後の活動は未定だが、レギュラーを務めるテレビ東京「ＯＨＡ　ＯＨＡ　アニキ」の出演は継続する。本人は「芸能活動ではないが、木下百花らしい活動を続けたい」と話しているという。