フジ社長、菊川怜の号泣に感銘「非常に番組に愛着を…」 「とくダネ!」卒業
フジテレビが29日、東京・港区内の同局で定例の社長会見を開いた。同日の放送で女優の菊川怜が朝の情報番組「とくダネ!」から卒業したことを受け、宮内正喜社長が「番組の新しい面を受け持っていただいた。新しい視聴者も獲得できたのではないか」と約5年間の出演に感謝した。
この日の放送では後半、小倉智昭キャスターから「怜ちゃん、今日は放送始まる前から涙が止まらなくて。残り20分となりました」と紹介され、菊川も、本番中にこらえきれず涙を流した。「やめるにあたって初めて分かった。こんなにと『くダネ!』が大好きで、みなさんが大好きと、やめて初めて分かることもあるんだなと」と号泣しながらあいさつした。
宮内社長は「本番前から涙いっぱいで泣いておられたというのを聞くにつけ、非常に番組に愛着を持ってくださっているんだなあ」と菊川の番組愛に感銘を受けていた。「今の番組以外にもお付き合いをしていきたいと思っていますし、ご活躍も期待したいと思っています」と今後も他の番組への出演を希望していた。
10月からは新人の海老原優香アナウンサーが出演する。社長は「新人でございますので、チャレンジ精神を持って、従来のパターン、前任がどうだったかにとらわれないようにしてもらうのが、フジテレビのアナウンサーらしいキャラクターだと思いますので、その部分に期待したいと思っています」と伸び伸びと出演することを求めた。