小池百合子代表 民進からの公認申請考え方合わなければ「排除」
新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は29日の記者会見で、衆院選(10月10日公示-22日投開票)を巡り、合流する民進党出身者からの公認申請に関して小池氏自身が選別し、最終決定する意向を表明した。「安全保障や憲法観といった根幹部分で一致するのが必要最低限だ」と指摘し、政策や考え方が合わない候補者については「排除する」と強調した。
小池氏は「野合」との批判を警戒し強いメッセージを発信した形。小池氏は1次公認を30日にも発表予定だ。
民進党は党全体として合流したい意向で、小池氏側近の若狭勝前衆院議員と民進党の玄葉光一郎総合選挙対策本部長代行が29日、都内で協議。双方は公約策定へ向けた政策面の協議も進めていく。
小池氏は民進側の候補者の公認に関し「絞らせていただく。排除されないということはない。排除する」と強調。「一人一人、これまでの考えも踏まえて判断する」と語った。
日本維新の会との連携は各選挙区の事情に応じて候補者調整する方向。