蒼井優、松坂桃李の最低ゲス演技絶賛「最低で薄く、ここにいたら刺せる」
女優・蒼井優(32)、俳優・阿部サダヲ(47)が30日、大阪市内で行われた映画「彼女がその名を知らない鳥たち」(10月28日公開)の試写会で舞台あいさつを行った。
同映画は、嫌な女、ゲスな男、クズすぎる男ら、最低の人物しか登場しない人気ミステリー小説が原作。共感度0%がキャッチフレーズだが、蒼井は自身が演じた主人公について「絶対に共感したとか言ったら人として疑われますけど、飲みに行って3軒目くらいになったら、実は…と本音トークができると思います」と語った。
最低な男を演じた、共演の松坂桃李(28)に関して聞かれると「この作品は最低がほめ言葉ですけど、松坂さんは最低な役を、本当に最低のままできるってすごい。最低なうえに薄さもあって、いまここにいたら刺せる」と笑わせた。
蒼井は、作品について「こういう映画が作れる日本映画界でありたいなと思います。そのためには、ある程度は見て頂かないと。賭けですから。ここは共犯者だと思って応援してください」と呼びかけていた。