51歳なりたてヒガシ、初キャスター終え「合ってるのかも…」
少年隊の東山紀之(51)が1日、自身初のキャスターを務めるテレビ朝日の新情報番組「サンデーLIVE!!」(日曜、前5時50分)に生出演した。エンディングでは「初めてやったのかな僕、みたいな感じで。合ってるのかもしれない」と余裕たっぷりに初回を振り返った。
オープニングでは、やや硬い空気を漂わせていた。「おはようございます。10月1日、日曜日、東山紀之です。今日から始まりました『サンデーLIVE!!』。今をひもとき、もっと知りたいに答える、を合言葉に、今、注目のニュースをどこよりも分かりやすくお届けします」と番組コンセプトを説明した。
この「分かりやすく」が前面に押し出された番組構成になっていた。多くの時間で画面下部に帯状のスーパーが表示され、今、どういう話題を扱っているのか、次にどのような話題を扱うのかを短い言葉でまとめていた。
新聞各紙を紹介するコーナーでKinKi Kidsの堂本剛が突発性難聴を乗り越えて2人で歌唱する、という話題には「剛、治って良かったですね。この2人がそろってこそのKinKi Kidsですし、彼の声は素晴らしいので」とエールを送った。東山自身がロケに出るコーナー「東山勉強会」も放送された。文字通り、時事問題を直接取材するもので、今回はミサイル防衛の“最後のとりで”と位置づけられる「PAC-3」を取材するため自衛隊の千歳基地を視察。現場の隊員を直接取材した。
茨城県・潮来市と結んだ中継ではらしさも発揮した。出演してくれた水郷潮来あやめ園で娘船頭を務める、須賀成穂さんと言葉をかわしたが、笑顔で「タイプの男性は」と切り込み、須賀さんも「さわやかな方が好きです」と答えていた。
2時間40分の長丁場を終え、「初めてやったのかな僕っていう感じで。合ってるのかもしれない」と余裕のコメントも。「私事ですが昨日で51歳になりましたので、新たなチャレンジを皆さんとともに迎えられた」と感想を語った。須賀さんとのやり取りについても突っ込まれ、「慣れてきたらどんどんいきます」と予告していた。