加藤登紀子 安室奈美恵に活動継続呼びかけ「約束なんて破棄してもいいのよ」

 歌手の加藤登紀子(73)が2日、大阪市内で「加藤登紀子ほろ酔いコンサート」(12月24日、梅田芸術劇場)の取材会を行い、先日、来年9月での引退を発表した安室奈美恵(40)にメッセージを送った。「1年間頑張って(歌手活動を)やりたくなったら続けてください」と自身の経験に重ね合わせて話した。

 加藤は「1年後にやめるってどんな事情だろうね」と安室の話題を切り出し、「これから1年ばっちり歌えるのに。本当は、今すぐやめたいのかな」と心情を慮った。加藤は歌手となって7年目となる1972年に獄中の藤本敏夫さんと結婚。当時は「相手が相手だし“大人の事情”で、歌手に復帰できないかもしれないという覚悟があった。『やめます』と」と引退の覚悟を持っていたという。

 加藤は自身の経験を引き合いに「やめるってなってからは“もう歌えないんだ”って盛り上がってきちゃう。だからまた始めちゃうんですよね」と歌手の心理を分析。その上で「約束なんて、破棄してもいいのよ」と話した。

 大阪では40年目となるライフワークの「ほろ酔いコンサート」については「ほろ酔いのおかげで奮い立つように1年を生きることができ、人生が何百倍にも膨らんだ」と感謝。大阪では野次を飛ばす客もいるというが「大阪ならではで貴重です。どんどんやってください」と“大阪流”でのファンとの交流を待ち望んだ。

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