小池氏 過半数擁立目指す 衆院選での政権交代へ「今回勝負する」
希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は2日、都内で共同通信のインタビューに応じ、衆院選(10月22日投開票)で政権交代を狙い、過半数となる233以上の候補者の擁立を目指すと明言した。第1次公認候補を3日にも発表する方針を示し「今回勝負する。当然だ」と語った。憲法改正に関し「そもそも憲法の議論から逃げない。むしろ積極的に参加したい」と述べ、希望が改憲勢力だと認めた。
希望の候補者調整を担っている若狭勝前衆院議員は1日のNHK番組で政権獲得は厳しいとの認識を表明していた。小池氏はインタビューでこの発言を「そんなことはない」と否定した。
民進党との交渉に関し「それぞれの選挙区や候補者の事情で総合的に考える。選挙区が多いのでしっかり詰めていきたい」と強調した。枝野氏が立ち上げる方針の新党については「これまでの民進党の流れでそれぞれ決めることだ。どういう方向になるのかは注視していきたい」と話した。