イーグルスのJ・ウォルシュ「日本はいいパフォーマンスのできる施設不足」

「ラスベガス・サンズ・プレスカンファレンス」に登場したデビット・ベッカム氏(左)とジョー・ウォルシュ(右)=パレスホテル東京
「ラスベガス・サンズ・プレスカンファレンス」に登場したジョー・ウォルシュ=パレスホテル東京
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 米国のロックバンド・イーグルスのギタリスト、ジョー・ウォルシュ(69)が4日、都内で行われた「ラスベガス・サンズ・プレスカンファレンス」にゲストで登場し、日本国内に「いいパフォーマンスのできる施設を作ってほしい」と強く訴えた。

 このイベントは、統合型リゾートを運営・開発する米国のラスベガス・サンズ・コーポレーションが開催したもので、統合型リゾートが日本のエンターテインメントにもたらす可能性をデスカッションした。ウォルシュは登壇メンバーには入っていなかったが、“現場のアーティスト代表”として、急きょ壇上に呼び込まれ、自説を訴えた。

 ウォルシュはイーグルスのリードギターとして、70年代から再三来日し、日本のロックファンを喜ばせた。「(当時は)武道館で素晴らしい演奏ができたよ。21世紀になってデジタルの時代になると、ビジュアルが重要になってきた。日本にいいパフォーマンスのできる施設はないとは言わないが、他のイベントに抑えられてしまっている。(米国の)大物アーティストは日本に来たがっている。だけどやむを得ず、飛ばしてオーストラリアに行ったりしてるんだ」と現状を嘆いた。

 ウォルシュは現代のアーティストが演奏できるセンターのような施設の必要性を訴え、「そうすれば、日本も(ライブ公演の)ハブに復活できる」と主張した。

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