前原代表「国民のため決断」と胸張るもヤジ「小池にはまってさあ大変」

野党混乱の中、地元での街頭演説後に商店街練り歩いた民進党・前原誠司代表=京都市伏見区
野党混乱の中、地元での街頭演説後に商店街練り歩いた民進党・前原誠司代表=京都市伏見区
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 民進党の前原誠司代表(55)が4日夕、地元の京都市内で街頭演説を行った。主導した希望の党との合流が民進分裂を引き起こしたが、前原氏は「国家国民のため、大きな決断をした」と胸を張った。ただ聴衆からは「裏切り者」と厳しいヤジも飛び「小池にはまってさあ大変♪」と冷やかす歌も飛び出した。

 民進が全員合流を求めるも、希望側に拒まれ、党分裂を招いた経緯は「迷走」とも映ったが、前原氏は演説で「安倍政権の存続は不幸。対抗できる大きな塊を作ることが、民意を変えると判断した」「国民に対する責任だと思い、大きな決断を致しました」と強調した。

 党分裂には直接触れず「いろんなことを言う人もいる」「いろんな感情があっても私は全て受け止める」と述べ、「全ては皆さんのためだ。国家国民のために新たな選択肢を示した、大きな決断を受け止めてほしい」と訴えた。

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