女優の新垣結衣（２９）が４日、大阪・よしもと西梅田劇場で行われた吉本新喜劇にサプライズ出演した。新垣は新喜劇の“お約束ネタ”でボケ倒した。

　この日は２１日公開の映画「ミックス。」でＷ主演を務める俳優の瑛太（３４）とともに酒井藍（３１）が座長を務めた公演に、卓球の得意な酒井の友人として完全サプライズで出演した。

　２人が登場すると、約７００人の観客は大歓声。酒井がラケットを手渡しながら「ボールを忘れたー」と話すと、新垣は酒井を見つめ、関西弁で「ボールありますやん」。酒井が「そうそうそう。大きいボールでしょ。私人間ですねん」とお決まりのネタに続けるフリを行った。また、池乃めだか（７４）が登場した際には、身長が低いめだかを探す、「♪見ー下ーげてーごらんー」のくだりにも参加。瑛太から、めだかを見つけた際に一同が「わおっ」と驚く場面で「ガッキーは手を上げてなかった！」と“告発”もあったが、約５分の出番で何度も笑いの渦を巻き起こした。

　新垣はこの日が舞台“初出演”。「一瞬でしたけど楽しかった。お客さんが喜んでくれて良かったです。一生の思い出にします」と感激した様子だった。瑛太も「つい舞い上がって、台詞にないことも言っちゃいました。それで笑いも取れて良かった」とご満悦だった。

　同映画は、卓球の男女混合ダブルスを舞台に、不器用な登場人物たちが小さな奇跡を起こす、恋と人生の再生物語。