５日深夜にフジテレビ系で放送された「アウトデラックス」（木曜深夜１１・００）に現役を引退後、バラエティー番組に引っ張りだこの将棋棋士・加藤一二三が出演。動物の中でも特にパンダが大好きで、上野動物園の赤ちゃんパンダの名前にこっそり応募していたことを明かした。

　前回に続き、「ひふみんの人生でやりたい５つのことをかなえるバスツアー」という企画で、次は「パンダとゾウに会いたい」と上野動物園へ。「動物の中で、見て癒やされるのはパンダだと思います」と話す加藤。赤ちゃんパンダの「シャンシャン」にメロメロな加藤は、動物園を訪れる１カ月前、赤ちゃんパンダの名前に応募していたという。

　直筆の“ハナチャン”と応募した名前を記した紙を見せる加藤に、ナインティナイン・矢部浩之が「ハナチャン！？」と大笑いしながらツッコむと、加藤は「中国の関連で、中華の“華”はハナとも読むから、ハナチャン」と説明。かなり自信があったようだが、結果は香香（シャンシャン）と決まり、加藤の応募したハナチャンは残念ながら不採用だった。

　ただ会いに行くというのでは企画として成り立たないため、インスタ映えをする写真撮影を目指し、加藤は人生初の自撮りに挑戦。ほか、「歯がなくても食べられる、柔らかいステーキを食べたい」と、最高級のステーキを食べに行ったり、加藤の“アウトな魅力”を存分に楽しめる放送内容だった。

　加藤は、１９５４年に当時の史上最年少棋士・史上初の中学生棋士としてプロ入り。最高齢勝利、最高齢対局、現役勤続年数、通算対局数、通算敗戦数など、数々の記録を持つ。今年の６月２０日の竜王戦６組昇給者決定戦で高野智史に敗れ、現役を引退している。