強面の遠藤憲一、職質体験は有名になっても年1度「パトカー見る目が鋭い」
俳優の遠藤憲一が6日、NHKテレビ「あさイチ」(月~金曜、前8時15分)の「金曜プレミアトーク」に出演。2日にスタートした同局の連続ドラマ小説「わろてんか」で主人公・藤岡てん(大人役=葵わかな)の父で京都の薬問屋を営む藤岡儀兵衛役の遠藤は冒頭で、「爽やかな朝にこんな強面が(ドラマから)2連続で(登場して)スミマセン、おわび申し上げます」と切り出し、MCの有働由美子アナ、V6の井ノ原快彦を爆笑させた。
番組では遠藤が自らの強面がもたらした過去のエピソードなどを紹介。習慣にしているウオーキング中に警察官から職務質問されることが多く、有名となった近年でも昨年、一昨年に1度ずつ職質されたことを明かした。
職質経験については日中に東京・新宿の雑踏の中ですれ違ったパトカーが急ブレーキをかけ、中から警察官2人が飛び出てきたこともあり、遠藤がかぶっていた帽子を外して俳優であることを示したシーンを身ぶり手ぶりで紹介。「こんな人がいっぱいいる中で何で俺なんですか?」と逆に問いかけたら、「パトカーを見る目が鋭かった」と返されたという。それから遠藤はパトカーを見る際の自身の態度に「どうやって見ようか、目をそらすともっとヤバイかも」などと戸惑うようになったという。
ドラマでは娘のてんに「わろたらアカン」などと命じて強面ぶりを遺憾なく発揮しているが、この日の「あさイチ」内では笑顔を見せ続け、ドラマの収録現場では共演の女優陣らと終始ジョークや笑顔で接している姿が紹介され、マネジャーの夫人の情報を元にした質問では、「女性に呼び捨てにされるのが好きなんですよ」と明かした。