タレント・藤本美貴（３２）が７日、関西テレビ（カンテレ）で放送された「おかべろ」に出演。恋愛厳禁の「モーニング娘。」でリーダー就任直後に「品川庄司」の庄司智春（４１）との熱愛が報じられ、所属事務所から呼び出されたが、破局を拒否したことなどを告白した。

　藤本はモー娘。リーダーに就任直後の２００７年５月２５日、写真週刊誌で庄司との岩盤浴デートが報じられ、極秘交際が発覚。就任からわずか２５日間で、モー娘。を脱退した。その後も交際を続け、０９年７月に結婚。１男（５歳）、１女（２歳）にめぐまれた。

　「おかべろ」ＭＣのナインティナイン・岡村隆史は独身で、人気アイドルと芸人との結婚生活に興味津々。当時を振り返り、藤本は、熱愛報道を受け、所属事務所に呼び出され「どうしましょうか」と迫られたが、「別れません」と拒否したことを明かした。

　「（別れないなら）モー娘。にいられないよね」と事務所側に言われた藤本は「そうですね」と応じ、脱退することになったという。

　後日、モー娘。メンバーが集められ、メンバーの前で藤本は「今回、矢口さんの件が“前例”でありながら、リーダーで、皆さんにご迷惑をお掛けして申し訳ない。迷惑をかけてるんで、モー娘。を脱退させてもらいます」と伝えたという。岡村は「誰か（脱退を止めるよう）『ちょっと！』って言うたん？」と聞くと、「誰も言わないです。誰も言わないです」とメンバーの誰にもかばわれなかったことを明かし、スタジオは爆笑となった。

　モー娘。では０５年４月に、当時リーダーだった矢口真里が、俳優・小栗旬との連泊愛を写真週刊誌に報じられ、リーダー就任から２カ月半で脱退したばかりだった。

　藤本の脱退に関しては、当時、「けじめとして、藤本が自ら『モー娘。を辞めさせてほしい』と申し入れた」と事務所側から発表されていた。