笑福亭三喬改め7代目松喬 襲名公演で抱負「師匠の言葉を肝に銘じて」

 落語家の笑福亭三喬改め7代目松喬(56)が8日、大阪松竹座で襲名披露公演を行い、師匠の言葉を肝に銘じて芸を極めたいと抱負を語った。

 「初天神」を演じた松喬は「師匠の名前を継がせてもらうのはプレッシャーもあるが、一落語家として嬉しく、限りない喜び」とあいさつ。2013年に亡くなった師匠の先代松喬さんは常々、「芸の習得はザルで水を汲むようなもの、手を止めたらその時点で終わり」と話していたといい、松喬は「この言葉を肝に銘じ、受け継いだ『松』に水をやり続けたいと思います」と決意を誓った。

 口上には上方落語の重鎮も参加。上方落語協会会長の桂文枝(74)は「きょう新しく7代目笑福亭松喬という花が咲きました。この花を大きく育てていただきたい」とあいさつし、同副会長の笑福亭鶴瓶(65)は「この人はセンスのいい落語をする。若い人にもこの人落語を聞いて欲しい」と呼びかけた。

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