獅童、TOKIO松岡と舞台初共演 三谷幸喜氏新作群像喜劇
歌舞伎俳優の中村獅童(45)とTOKIOの松岡昌宏(40)が、脚本家・三谷幸喜氏(56)の新作群像喜劇「江戸は燃えているか」(来年3月3~26日、東京・新橋演舞場)で舞台初共演することが8日、分かった。
勝海舟と西郷隆盛の対談で実現したとされる「江戸無血開城」を題材にしたオリジナル作品。獅童が勝、松岡が勝のフリをして西郷と対談する勝家の庭師・平次を演じる。
2人はテレビ朝日系特別ドラマ「必殺仕事人2013」以来、5年ぶりの再会。三谷作品は04年の大河ドラマ「新選組」以来の獅童と、13年の舞台「ロスト・イン・ヨンカーズ」以来となる松岡が抱腹絶倒の物語に挑む。獅童は「松岡さんによく間違えられる。『念願のツーショットが実現』と喜んでいただける」とコメントし、松岡も「面白そうなメンバーがそろっている」と本番に期待した。
上演は1月7日スタートのNHK大河ドラマ「西郷どん」と重なる。三谷氏は「大河には絶対出て来ない、なっさけない勝海舟。新橋演舞場史上、最高に笑える作品になるはず。西郷どんも出ます」とアピールした。