高畑淳子、老いた母を思い涙「お母さんが変わるのはつらい」
女優の高畑淳子(62)が9日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、老いた母・芳子さん(87)を思って涙した。
体調を崩して救急車を何度か呼ぶことがあったため、「今はホームに入っています」という芳子さん。
高畑の台本の読み合わせにも付き合い、昨年、長男で俳優の高畑裕太(24)が事件を起こした時にも、心配する高畑に「いじめられん!大丈夫!」と請け負い、入浴やトイレも問題ないなど元気な反面、食事を思い出せないなど老いも進行しているという。
高畑は「賢くて、元気で、一番ぶれないお母さんが、やっぱり変わるんだなっていうのは、つらいですよね」と涙声に。
「引き取れないものかとうちに連れてきたことがあるんですけど、うちの中で迷っちゃって。夜中にカバンを持って、部屋に戻れなくなったと。暮らしてるおうちじゃないので、カバンを持って自分の寝てるところが分からんようになったっていうのを見た時とか」と具体例を挙げ、「皆さん、そういうことを抱えてらっしゃる方、今、多いんだと思いますけど」と目を潤ませ、声を震わせながら話していた。