金田石城 76歳で初監督、自伝小説を映画化妻役・紫吹淳にぞっこん

映画監督デビューした喜びを語った金田石城=東京・秋葉原
撮影を振り返った(左から)青木莉乃、金田石城、紫吹淳=東京・秋葉原
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 書道家・金田石城(76)が9日、都内で、初監督を務めた主演映画「墨の魔術師」(来年1月公開)の完成披露あいさつに、紫吹淳(48)、青木莉乃(21)と登場した。

 自身の著書である自伝的小説を原作に、念願の初メガホンを取り、「物心ついたときから小説家か映画監督になりたくて。書道家になったのは間違いでした。少年時代の夢が形になりました」と満足げ。

 夫婦役の紫吹とは、実年齢で30歳近く離れているが、「女っぽさにホロっとした。『お年は関係ない』と言われたのがうれしくて。本音は分からないけど、ほれ直した」とぞっこん。愛情の裏返しなのか、「紫吹さんは『ワガママ』と顔に書いてあるから、(演技は)『好きなようにやってください』と(伝えました)」とイジって、“妻”をあせらせていた。

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