「NHK新人お笑い大賞」生放送できず…衆院選投開票日とかぶる
若手お笑い芸人によるコンテスト「NHK新人お笑い大賞」の決勝進出8組の発表会見が9日、大阪市内で行われた。席上、22日に行われる決勝は、例年はNHK総合で生放送されるが、今年は衆院選の投開票日と重なった影響で、今回決勝は収録で行われ、放送は後日(未定)となったことが説明された。
同コンテストの菅原健一プロデューサーが「誠に申し訳ありません。収録に変わりました」とお詫び。決勝進出芸人らは「えっ、生放送じゃないんですか」と意気消沈し、報道陣からこの状況を笑いネタに変えるよう求められたアキナ・山名文和は「僕は無理な時は無理というタイプですが、無理です」と抗議していた。
一方、決勝のネタ順の抽選時にはパーマ大佐が、著作権騒動を起こした「森のくまさん」を歌唱してニヤリ。騒動を「NHKのニュースでも流していただきました。ようやく本職で参加できます」と笑わせるも「ニュースで流れすぎて、皆さんがネタのオチを知ってしまい、1ミリも受けなくなったり、あれはヤバイ曲だと思ってソワソワされるようになりました」とテレビでは披露しにくい事情を説明していた。
決勝は「アキナ」「Aマッソ」「てんしとあくま」「ネルソンズ」「ハナコ」「パーマ大佐」「濱田祐太郎」「ミキ」で争われる。