「おいルフィ!!大丈夫か!?」 原作者・尾田氏が猿之助にイラスト入りエール
歌舞伎俳優・市川猿之助(41)が9日の公演中に左腕を開放骨折し、休演することになった舞台「スーパー歌舞伎2(セカンド) ワンピース」(11月25日千秋楽)が10日、東京・新橋演舞場で上演され、尾上右近(25)が代役を演じた。
原作者の漫画家・尾田栄一郎氏(42)が10日、作中のキャラクター、ウソップが「おいルフィ!!大丈夫か!?」と心配するイラスト入りのコメントを同作の公式ツイッターで発表した。
「誰が主役を務めても、面白さを保てる演目に成長すればこそ古典になれる。ONE PIECE歌舞伎は古典にしたいんだ。と、今回猿之助さんは言っておられました。実は元々、そんな演目と若手の成長をも視野に入れる意味でのWキャストだったのです」と動揺を打ち消すように、裏側を明かした。
さらに「尾上右近さんはすでにもう1人のルフィに抜擢される程の実力者です」と代役に太鼓判。猿之助に対しては「猿之助さんは歌舞伎界の王になる男!一番悔しいのは本人かと存じます」と心情を察し、「今後の歌舞伎人生に響かないようしっかりと今、腕を治していただきたい。そして、勿論待ってます!あなたのルフィを。」と早期復帰に期待を込めた。