NMBエース格・矢倉楓子が卒業発表…ツアーコンサート最後に報告「悔いはない」
アイドルグループ、NMB48の中心メンバーで、若手エース格の矢倉楓子(20)が11日、グループからの卒業を発表した。大阪市の大阪城ホールで行われたツアーコンサートで、来年3月に卒業することをファンに向けて報告した。卒業後の進路は未定。矢倉は「もうお会いすることがないかもしれません」と語った。
ライブのラストで矢倉は「私から伝えたいことがあります。NMB48を卒業します」と発表。場内が騒然となる中、矢倉は「最後までNMB48のメンバーとして盛り上げていきます」と語った。
卒業に関して「ずっと考えていたことなので、この場所を借りさせていただきました」と明かし「もう悔いはなくて、これまで皆さんにたくさんの笑顔と幸せをいただきました。ありがとうございました」と、すっきりとした笑顔で語り、頭をさげた。
卒業後の進路については、詳細には説明せず「もうお会いすることがないかもしれませんが、皆さんにいただいた愛と力を糧に、同じ空の下で一生懸命歩んでいきたいです」と話した。
矢倉は11年に2期生としてNMB48入り。直後にグループのシングル曲の選抜メンバーに起用され、12年には15歳でチームMのセンターに抜てきされた。正統派のアイドルとして人気となり、次世代エースとして活躍。おっとりしたマイペースな性格で、「ふぅちゃん」の愛称で親しまれた。
13年から2年間、AKB48チームAと兼任。テレビドラマや映画にも出演し、9月に行われたAKB48グループの「第8回じゃんけん大会」では村瀬紗英(20)とのコンビで2位となった。