青学・原監督が竹内涼真の走りを絶賛 上半身筋肉そぎ落とし「本物の走り」
青山学院大学陸上部の原晋監督が12日、TBS系「ひるおび」に生出演し、同局の日曜劇場「陸王」に長距離ランナー役で出演する俳優の竹内涼真について「走り方が随分変わった」「腕も振れるようになった」と、その変化を絶賛した。原監督は同ドラマの走り方の監修を行っている。
番組では、15日から始まる「陸王」を取り上げた新聞記事を紹介。その中で原監督がランナー役の竹内、和田正人らの走法監修を行っていることが記されていた。
これを見た原監督は「和田君は元々ランナーなので立派な走り方」と箱根駅伝経験者の和田の走りを絶賛。そして竹内に関しても「随分変わりました」とランナーらしく変化したとコメントした。
「元々サッカー選手なので、上体に筋肉がつきすぎてた。そこをそぎ落とす」と、まずは体型を変えることから始めたといい、「顔つきもシャープになり、腕も振れるようになった。長距離の場合、上半身に筋肉はいらない。肩甲骨周りをしっかり動かすトレーニングをすると自然と腕が振れるようになる」と説明。これにより竹内もサッカーの走りから長距離ランナーの走りに変化したようだ。
また走りだけではなく、原監督は「20キロポイントの通過のタイミングの仕草や、時計を見るタイミング、タスキの渡し方」など、細かい部分にもこだわったといい、「スポーツものは素人っぽさが出るが、今回は本物の走りに竹内君、仕上がっている。(指導する)前と後では動きが違う」と、竹内の走りを猛烈PRしていた。
陸王は、足袋を生産する会社「こはぜ屋」がランニングシューズ業界に挑戦する話。