三浦浩一、息子たちへの七光り否定 親子共演も「一切手助けはしていない」
俳優の三浦浩一(63)が13日、都内で舞台「失われた藍の色」(14~22日、東京・渋谷区のCBGKシブゲキ!!)の公開通し稽古に登場し、2人の息子との共演について「力は貸していない」と明言した。舞台は三浦が所属していた劇団「東京キッドブラザース」の伝説的な演目。主人公の若者3人組のうち2人を次男の三浦孝太(33)、三男の三浦涼介(30)が演じている。
ものまねタレント・清水アキラ(63)の次男でタレントの清水良太郎容疑者(29)が覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕されたばかりとあって、二世タレントが注目を集める中での親子共演。浩一は「二世と言われてしまうのはしょうがない。芸能の世界で甘やかしているんじゃないかと思われるかもしれないが、決してそんなことはない。自信がありますよ。彼らが仕事をしている中で一切手助けはしていない」と断言した。
今回の舞台も先に孝太と涼介の出演が決まってから浩一に出演依頼が来たという。過去に孝太とは1度共演があるだけで、涼介とは今回が初共演。浩一は「彼らは普段からオーディションを受けたりしてます。ぼくら(浩一の妻はタレントの純アリス)の力なんか借りてないですよ」と親の七光を強く否定した。
涼介は「ぼくらが何か(問題になること)をしてしまうことで、父や母を傷つけてしまう。そんな余裕はないですよ。両親を喜ばせないと」と気を引き締めた。孝太は、以前に共演した際に、浩一が「いち役者として接して」くれたことを告白。涼介とは初共演となるが「稽古場ではいちライバルとして接していました」と現場ではファミリー感を封印していることを強調していた。