フジテレビ「とくダネ!」 BPOの審議入り
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は13日、フジテレビの情報番組「とくダネ!」について審議入りを決めた。
同番組は7月、医師免許のない松山市の民間研究所理事長が患者を診断したなどとして逮捕された事件を放送時、容疑者とは別人のインタビュー映像を使用。8月には京都府議の男性が書類送検される前に、書類送検されていたように報じた。
同検証委は、性的少数者(LGBT)をあざけるような表現があったと批判の声が上がったフジのバラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした30周年記念SP」については、「バラエティーの表現の自由の範囲内」などとして討議の対象にしないことも明らかにした。