香取慎吾、アート活動で再出発 退社後初公の場で飯島社長「芸能活動もこれまで通り」
元SMAPの香取慎吾(40)が13日、東京・表参道のスパイラルホールで、同日開幕した「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー」(31日まで)のレセプションに出席。9月にジャニーズ事務所を退社して以来、初めて公の場に姿を見せた。
SMAP時代のマネジャーで香取の新所属事務所「CULEN(カレン)」の社長・飯島三智氏も取材に応じ、今後は芸能、アートなどさまざまな分野で活動を行うことを明かした。
大好きなアート活動で新たな一歩を踏み出した香取は、終始晴れ晴れとした表情だった。作家を代表してあいさつに立つと、「皆さんこんばんは。作家の香取慎吾です。作家と紹介されるなんてすごくおこがましく、しかし正直にすごいうれしいです」と照れながら話した。
出展したのは、10年に描いた「イソゲマダマニアウ」と、14年に描いた「火のトリ」で、いずれも初公開。「火のトリ」については「仕事場で描いた絵。頭の中がいっぱいいっぱいになって、ちょっと中断してもらって、その辺にあった段ボールに描き殴った」と当時の状況を回顧。イベント終了後には、ジャニーズ退社後の心境を「すごいうれしいです!新しいこと、始まってます」と笑顔で語り、再出発への強い決意を示した。
この日はSMAPの“育ての親”で新事務所の社長・飯島氏も随行。香取の今後の活動について「作家に専念するということはなく、芸能活動もこれまで通りやっていきます」と断言。「仕事のオファーがあれば、どんどんやりたい」とした。
また、「CULEN」について「物を作ったり、テレビに出たりするときの窓口になる。クリエーティブな面を一緒にやっていく、ビジネスパートナーという存在」と説明。香取と稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)が立ち上げた公式サイト「新しい地図」では、今月16日の本格始動を予告しており、飯島氏は「サイトの新しいコンテンツを始めるなどします」と語った。3人が新天地で活躍する姿はファンに元気を与えそうだ。