元SMAP3人 ファン会費一部財源に映画製作…「NAKAMAと作る」の意味
元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が立ち上げた公式サイト「新しい地図」が16日、本格始動し、3人が出演する映画「クソ野郎と美しき世界」(来春公開)の製作が発表された。3人揃って映画出演するのは94年のSMAP主演映画「シュート!」以来、24年ぶり。3人が出演した動画も公開され、「道なき道をいこう」「こわくなんかない」など、ジャニーズ退社後の意気込みを示すようなメッセージが並んだ。
“NEW SMAP”が動き始めた。9月22日に立ち上げた公式ファンサイト「新しい地図」は16日の本格始動を予告していたが、初日のこの日、「重大発表!」と題し、映画製作が発表された。
「新しい地図」のキャラクター「図っくん」が語るスタイル。サイトには、「なんと、『新しい地図』NAKAMAと映画を作ることが決定! タイトルは、『クソ野郎と美しき世界』。これは、NAKAMAの皆さんの映画です。ぜひ一緒に作っていきましょう」とつづられた。
3人のアイデアから作られる映画の詳細は、順次サイト内で発表されるという。
香取らの代理人を務める弁護士はデイリースポーツの取材に、3人全員が出演する映画であることを認め、撮影はまだスタートしておらず、「ジャンル等は現在、つめている状況です」と説明。“NAKAMAと一緒に作る”という意味に関して、「(新しい地図の会員の)会費の一部を映画製作費の財源的支援の一部に充てる」と明らかにした。
会費(国内向け)は、入会費が1000円で、年会費が4500円。会費の一部を映画の財源に充てることで、“ファンと作る映画”という意味づけにしているようだ。
この日は、3人が出演した新たな動画(50秒)も同サイト内で公開された。海辺などを歩き、「どこかできっと会える」などと希望に満ちた言葉が並んでいる。10月5日に香取、7日に稲垣、11日に草なぎが別々に東京や千葉で撮影し、4日間の編集を経て、15日に完成したという。
3人は11月2日からAbemaTV「72時間ホンネテレビ」(後9・00)に生出演することも決まっており、サイトの本格始動とともに3人の活動も本格化。新たな道が新しい地図にどんどん書き込まれていきそうだ。