フリーアナウンサーでタレントの小島慶子が１７日、フジテレビ系「ノンストップ！」のインタビューに応じ、オーストラリアからの“出稼ぎ”生活について涙ながらに語った。

　小島は現在オーストラリアに家族とともに住んでおり、３週間日本に来て働いて、３週間オーストラリアに戻って家族と過ごすというサイクルで生活している。小島の“出稼ぎ”中には、夫が主夫として、家事や子ども達の世話を全面的に担っている。

　この生活が始まったのが２０１３年。「夫が１回仕事を離れて自分の人生について考えてみたいと仕事を辞めてしまった」ことから、それを機に小島が生まれたオーストラリアに移住した。

　だが夫は仕事を辞めているため、小島が一家の大黒柱として働かざるを得なくなり、日本へ。「子どもたちと８０００キロも離れて出稼ぎ出来るのだろうか。いつも不安で崖っぷちを歩いている感じ」だというが、そんな小島を支えているのがやはり夫。「すごい頑張ってくれている。子ども達が英語がまだ出来ないときに、学校に行くのが嫌にならないよう『行きの車の中で彼らの好きな歌を流すんだ』って。夫も英語は出来ないし初めて住む場所だし、仕事をしてない人生も初めてなので、自分のことで精いっぱいのはずなのに…」と感謝。

　そして夫について「それまでとは全然違う意味での頼もしさや強さを持っていることがよく分かりました。やっぱりうちのチーム（家族）のリーダーは彼だな」と涙ながらに語っていた。