若山騎一郎、清水良太郎容疑者逮捕に「自分と重なる」同じ二世、逮捕の過去…
俳優の若山騎一郎が18日、フジテレビ系「バイキング」の独占インタビューに応じ、覚せい剤取締法違反で逮捕された清水良太郎容疑者へ、同じ二世の立場から「胸が痛くなる」と語った。若山は昭和の名優・若山富三郎の息子だが、2013年11月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、実刑判決を受けている。
若山は自身が薬物に手を出したことについて「隙があった」と即答。ワイドショーなどで自身の名前や姿が出ることで「天狗になっていた」「芸能界で俺がトップと思っちゃったんでしょうね。バカだから。大バカもの」と振り返った。
今は執行猶予期間も明け、役者として活動を開始しているが、薬物を断ち切れた理由について「やっぱり人」と明かし、父親を見ていた世代の後援者たちが「頑張ろう」「大丈夫」「期待してるよ」と事あるごとに声をかけ、見守ってくれたことが大きかったと感謝。「そんな人たちを裏切れない」という思いが大きかったと言う。「親父ってすごいな、申し訳ないな、親父の子であって良かったというのは、今はそう言う気持ち」と亡くなった父にも感謝した。
そんな若山から見た清水良太郎容疑者は「自分と重なる部分もある」と渋い表情。父である清水アキラの涙の会見にも触れ「もし、父が生きていたら、父はああいう行動を取って、下げなくてもいい頭を下げさせたんじゃないかと、やっぱり胸が痛くなる」と語り「改めて自分がバカなことをしたと実感した」と、過去の行いを悔いていた。